
過去4回、プログラム掲載直後にソールドアウトした伝説のディナー会がありました。その主役はなんと、羊肉。世界にはさまざまな食用肉がありますが、中でも「肉の王様」と称されるのは何のお肉かご存じですか? それは、羊肉のサフォーク種。日本での消費はそれほど多くなく歴史も浅い羊肉ですが、世界的にはエジプト時代から食されています。ちなみに、日本に流通する羊肉は約99%以上が輸入肉。国産の羊肉は、なんと1%にも満たないのだそうです。そんな幻ともいえる国産の羊肉、それも、純血のサフォーク種を味わうことができる店が「銀座ひつじ座」。北海道の牧場から届く新鮮な羊肉は、輸入肉にある臭みや癖がまったくなく、目をつむって食べると羊肉だと気づかない人もいるのだそうです。紹介制レストランなのですが、お客様の9割はリピーターで、かつ、常連客には名だたる美食家たちがずらり、というお店です。
「銀座ひつじ座」が他店と一線を画しているのは、羊を部位ごとに味わえること。ロースやヒレ、バラなどはもちろん、写真のようなタンなど、日本ではここでしか食べられない部位まで幅広く楽しむことができるのです。しかも、羊といえば、生後1年までのラムか、2年以上のマトンしか知られていませんが、実は、生後1歳から2歳までの1年間のホゲットという肉が一番美味しいのです。「銀座ひつじ座」の肉はすべてこのホゲット。このホゲットの10種類の部位をコースで提供するのですが、残さずペロリと食べきれてしまい、翌朝は不思議なくらいお腹が空くというのも、羊肉ならではの特徴なんだそう。その秘密は、融点。体温よりも高い約44度という羊肉の脂は、体内で吸収されることなく、ほとんど排出されるので胃もたれしにくいのですが、その一方で、赤身は消化が早く栄養を効率的に吸収しやすいという特徴も。だから、減量が必要なプロのアスリートたちも羊肉を好んで食べますし、疲労回復や脂肪燃焼などの効果もあるんです。
「銀座ひつじ座」は紹介制なうえに、カウンターとテーブル1卓の小さな店。羊肉を確保するために完全予約制でもあります。そんなお店が、今回、自粛で外食がままならない方々に、少しでも美味しいものをと、自宅用のセットを開発されました。一方で、皆さんも耳にしたことがあると思いますが、レストランやホテルがクローズしたことで、多くの生産者の方々が手塩にかけてつくった肉や野菜が出荷できず、困っています。「銀座ひつじ座」のこの自宅用セットには、いつも素晴らしい羊肉を届けてくれる生産者を少しでも支援できれば、との気持ちも込められています。内容はお店で食べる通常のコースと同じ、10種類の羊肉。1セットの中に羊肉合計300gと焼き野菜、さらに、お店で出している調味料もそのままに、ヒマラヤのピンク岩塩と特製タレもついています。ぜひ、ご自宅で、皆さんで、希少な羊肉を美味しく食べてください。
他では手に入れられない、
会員のためだけに仕立てられたプログラムをご提供します。
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